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令和4年の交通事故死者数等の特徴と対策

みなさんこんにちは!

今年のGWはいかがお過ごしでしたか?
新型コロナウイルス感染症も季節性インフルエンザと同様に「第5類」へ変更され日常が戻ってきたなと感じます。

警察庁から公表されている「令和4年における交通事故の発生状況について」によると、全体の死者数は減少傾向にありますが、歩行中の死者数は増加しています。
令和4年の交通事故のポイントをお伝えしますので、交通安全の取り組みを推進し、交通事故の発生を防止しましょう。 用者が増えるため交通事故のリスクが高まります。

 

1.交通事故死者数の推移と歩行者の事故状況 

交通事故死者数は、2,610人で昨年より26人減少し、警察庁が発表を始めた昭和23年以降の統計で最少人数となりました。
65歳以上の高齢者の死者数も、1,471人で昨年より49人減少しています。
しかし、死者数における高齢者の割合は56.4%と依然として高い状況です。
交通事故の状態別死者数をみると、歩行中が955人(36.6%)で昨年より14人増加し、最多となっています。

特に、小学校低学年の児童や高齢者は歩行中に交通事故に遭うことが多く、次の特徴が示されています。

・歩行中児童(小学生)の通行目的別死者・重傷者数では、登下校中が129人(39.1%)を占めています。
・高齢者の歩行者死者数では、横断歩道以外横断中が329人(48.5%)で最多になっています。
・一方で高齢者の横断中事故の法令違反別死者数 では、横断歩道横断中など歩行者に違反なしのケースが増加しています。

歩行者との交通事故を防ぐには、子供や高齢者の行動特性を踏まえ、安全運転を徹底することが大切です。

◆子供
体が小さく物陰に隠れてしまい運転者から気が付きにくいことがあります。また子供は興味を引くものを見つけると、周囲の交通状況を確認せずに道路へ飛び出してくることがあります。

◆高齢者
加齢に伴う身体機能や判断力の低下により、道路の横断に時間がかかる、車の接近に気が付かない、周囲の安全確認をせずに車の直前直後を無理に横断することがあります。

≪安全運転の徹底≫
学校付近や通学路などでは、子供が飛び出す危険を想定して、スピードを落とし慎重に運転しましょう。高齢者の側方などを通過するときは、安全な間隔をあけ、減速や一時停止をするなど、思いやりのある運転を心がけましょう。

歩行者と自転車との事故防止について

みなさん、こんにちは!

新年度に入り新社会人や新入生など新しいステージに上がった方も多くいらっしゃるかと思います。

そして4月になり新入学児童の通学が始まります。

また新型コロナウイルスの感染状況が落ち着きをみせており、買い物や観光などで外出する人も増えています。

一方で通勤・通学、配達、趣味などで自転車の利用を始める人も多いと思われます。

この時期は、このように地理に不案内な歩行者や慣れない自転車利用者が増えるため、交通事故のリスクが高まります。

 

まず、自転車の通行方法等を定めた「自転車安全利用五則」が令和4年11月に改定されました。
①車道が原則、左側を通行歩道は例外、歩行者を優先
②交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
③夜間はライトを点灯
④飲酒運転は禁止
⑤※1ヘルメットを着用
※1 令和5年4月から、道路交通法の一部改正により、自転車乗用中のヘルメット着用が努力義務となりました。

 

歩行者や自転車の利用者の中には、交通ルールを知らない・あるいは知っていても遵守する意識が低い人がいます。これを踏まえ歩行者や自転車との交通事故を防止するために、自動車の運転者が守るべきポイントを紹介します。

・交通ルールを遵守し、歩行者優先を徹底する。
・施設等への出入りのため歩道や路側帯を横断するときは、横断する直前で一時停止する。
・交差点を右左折するときは、自転車の有無を確認する。
・歩行者や自転車の側方を通過するときは、安全な間隔をとる、または徐行する。
・歩行者や自転車の多い、ゾーン30などの生活道路の通行を避ける。

都道府県の警察が公開している「交通事故発生マップ」を活用して事業所周辺や自宅周辺の危険箇所を確認し、通行時の注意点を話し合ったり、ヒヤリ・ハット体験を情報共有したりするなど、職場や家庭で交通安全について考えてみるのも大切ですね。

警視庁HP「交通事故発生マップ」 https://www2.wagmap.jp/jikomap/Porta

花粉症と自動車運転

みなさん、こんにちは

春の訪れとともに花粉の季節が到来しました。今年は例年に比べてスギ花粉の飛散量が多いと言われています。筆者も重度の花粉症なので毎日辛い思いをしてます。
花粉症は集中力や判断力を低下させ、仕事や家事などに影響を与えます。特に車の運転には、事故の要因になるなど重大な影響を与える場合があります。そこで、今月は花粉症が運転に与える影響とその留意点について考えます。

①花粉症による運転への影響

・目をこすったり、くしゃみなどして、周囲への注意が疎かになる
・くしゃみをした反動で、ハンドル操作を誤ってしまう
・鼻をかんで、脇見運転になる
・目や鼻が絶えず気になり、運転に集中できない
・頭がぼーっとして、的確な判断ができない

などが考えられます。

また花粉症の症状が出ている状態で運転するのは、程度にもよりますが、過労状態や眠気がある状態で運転する行為に類似しており、危険性を伴います。過去には重大事故も発生しており、花粉症による運転への影響を過小評価することは禁物です。

これからの季節、花粉症の人はもちろん花粉症でない人も花粉症への対策が必要です(花粉症は誰しも発症する可能性があります)。花粉症への対策をきちんと行い、安全運転を心がけましょう。

 

【花粉症への対策】

・乗車前に花粉を払い落とし、花粉を車内に持ち込まないようにする

・エアコンを内気循環にして、花粉が入らないようにする

・車内をこまめに清掃して、花粉をできるだけ拭き取る

 

【運転中に花粉症の症状がひどくなったら】

・車間距離を長めにとり速度を落として運転するなどいつも以上に慎重な運転を心がけましょう。

・くしゃみを連発したり、目がかすんだりしてきたときは、車を止めて症状が落ち着くまで待ちましょう。

・つらいときは無理をせず運転を中断しましょう。上司や同僚などに運転を代わってもらうなど助け合うことが大切です。

 

下り坂の安全運転

みなさん、明けましておめでとうございます!

本年も当ブログを宜しくお願い致します。

記憶に新しいですが、2022年10月に静岡県の山間部で観光バスの横転事故が発生しました。下り坂でフットブレーキを使い過ぎてフェード現象が生じたことが事故の原因と言われています。
下り坂の運転では一般道路と比べて危険が多く潜んでおり、より慎重な運転操作が求められます。そこで、今回は「下り坂」の安全運転について考えます。

令和3年の交通事故統計によると、交通事故全体のうち下り坂で発生した事故が占める割合は約4.8%です。これに対して交通死亡事故全体のうち下り坂で発生した死亡事故が占める割合は約11%であり、2倍以上高くなっています。
よって下り坂での事故は、重大事故につながる可能性が高いと考えられます。

 

<下り坂の危険>
・勾配の急な下り坂や長い下り坂では加速するため、停止距離が長くなるとともに事故の衝撃力も大きくなります。
・またカーブを曲がるときや狭い道で対向車とすれ違うときに十分に減速していないと事故を起こす危険があります。
・長い下り坂でフットブレーキを頻繁に踏んだり、長く踏み続けたりすると「フェード現象」や「ベーパーロック現象」が起きる可能性があるので大変危険です。

 

フェード現象とは?

→フットブレーキを使い過ぎることで、ブレーキパッドが過熱して摩擦面にガスが発生します。ガスが摩擦面に発生すると、摩擦力が低下するため、ブレーキの効きが悪くなります。

ペーパーロック現象とは?

→フットブレーキを使い過ぎることで、ブレーキオイルが沸騰してブレーキ配管内に気泡が発生します。気泡が発生すると、ブレーキペダルを踏んだときの油圧が伝わりにくくなるため、ブレーキの効きが悪くなります。

 

下り坂を安全に運転するためには、、、

①こまめに速度を確認し、速度超過にならないよう注意する

②車間距離を長めに確保する

③狭い道では上りの車に道を譲る

④エンジンブレーキを活用する

などに留意し、事故防止につなげましょう。

自動車保険基礎シリーズ(対人編)

みなさんこんにちは!

今年は久々の規制なしクリスマスということで街もきらびやかに賑わっていますね!

イルミネーションを見てるとなんだか温かい気持ちになります。

 

さて、今回は新シリーズ第一弾!!

対人賠償責任保険についてご紹介いたします!!

まず、対人賠償責任保険とは?

・自動車を運転中に相手*をケガや死亡させてしまった場合に

賠償金として支払われる保険のことです。

自賠責と同様の補償になりますが

自賠責では賄えない保険金額を負担します。

 

補足として・・・

自賠責保険では一人に対する支払限度額が法律で定められています。

自賠責保険についてはまた改めて詳しくご説明いたします!

対人賠償の場合、死亡や後遺障害となると賠償額が億を超えるなんてことも、、、

ですので、予測のつかない対人賠償に対しては

「無制限」で付帯することをおすすめします!!

 

次回は対物賠償責任保険についてご説明いたします!!

*相手・・・「被保険者(保険の対象となる人)」以外の人のこと。

また、被保険者の親族は保険支払の対象外となることもある。

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